乳酸菌生成エキス研究室乳酸菌生成エキス研究室

乳酸菌生成エキス×健康

大腸ポリープの治療にも期待。
乳酸菌生成エキス

現在、大腸がんは世界的に発症例が増え、その予防と治療に多大な努力がなされています。日本でも大腸がんによる死亡数を臓器別にみると、男性では第3位、女性では第1位と深刻です。(2016年調べ)

大腸ポリープはある程度の大きさになると、がんを含んでいる可能性が高く、大腸内視鏡検査などで早期の摘出が有効だといわれています。

さらには、次世代型の予防あるいは治療技術として、副作用のない天然素材由来の機能性成分にも注目が寄せられています。「乳酸菌生成エキス」もその1つです。臨床研究データをご紹介します。

がんによる死亡率
STEP1 復習編

研究内容結果

事前検診において大腸ポリープの認められた患者20例を対象に、無作為に乳酸菌生成エキス摂取群とプラセボ〈注1〉摂取群に振り分けて効果を科学的に評価する無作為二重盲験比較試験〈注2〉を実施しました。

大腸ポリープ
【試験対象】大腸ポリープ患者(大腸ポリープの1例)
【被験成分/用量】乳酸菌生成エキス 原液タイプ/1日10ml、プラセボ飲料:味を被験成分と同等にした飲料
【試験期間】6ヶ月間
【試験方法】無作為抽出二重盲験試験
【検査内容】摂取開始前および摂取終了後の2回検査を実施:①大腸内視鏡による大腸ポリープ検査、②血液生化学検査、③身体測定および生理学的検査、④医師の診察(自覚症状、アンケート)

*本試験は、医療法人社団ブックスBOCCSクリニック福岡臨床試験審査委員会(IRB)の承認後、ヘルシンキ宣言に基づく倫理的原則を遵守して実施。

表1:乳酸菌生成エキス摂取前後の症例数の変化、表2:乳酸菌生成エキス摂取前後のポリープ数の変化 表1:乳酸菌生成エキス摂取前後の症例数の変化、表2:乳酸菌生成エキス摂取前後のポリープ数の変化

有効解析症例は患者16例(乳酸菌生成エキス摂取群8例、プラセボ摂取群8例)であり、「乳酸菌生成エキス」摂取群(原液タイプ10ml/日摂取、6ヶ月間)において、ポリープの消失もしくは縮小が、患者8例中5例で確認されました。一方、「乳酸菌生成エキス」成分を含まないプラセボ摂取群では、ポリープの消失もしくは縮小は認められませんでした(表1参照)。すなわちプラセボ投与群(8例)のポリープは、消失・縮小が認められなかったのに対し、「乳酸菌生成エキス」摂取群ではポリープの消失・縮小が約60%に認められたことになります。

また、「乳酸菌生成エキス」摂取群のポリープ総数は摂取開始前28個で、そのうち6個が消失・縮小、不変が22個であったのに対し、プラセボ摂取群では総数16個であり、試験終了時に改善は認められませんでした(表2参照)。

これらの結果は、「乳酸菌生成エキス」の経口摂取は副作用なしに大腸ポリープの治癒あるいは予防に有効であることを示すものです。実験動物を使った先行研究〈注3〉では予防効果(ポリープ・微少腺腫の発生抑制)を主眼としたものであるのに対して、今回のヒト試験は、ポリープの治療に対する効果を明らかにするものであり、ヒトを対象にしていることを踏まえると非常に大きな意義が示されました。

アスピリンやCOX-2阻害剤などの非ステロイド性抗炎症薬にポリープの縮小・消失効果があることが知られています。しかしこれらの薬には副作用があるのも事実です。天然素材由来の機能性成分には、ほとんど副作用がないことから注目され、「乳酸菌生成エキス」もポリープ治療における応用が期待されます。

まとめ

研究その1

「乳酸菌生成エキス」の経口摂取(口からの摂取)が初期大腸腺腫(良性の腫瘍)および微⼩腺腫の発症率を著しく低下させることが明らかになり、大腸ポリープや大腸がんの予防あるいは治療に大変有用である可能性があることが判明。

研究その2

研究その1の結果をふまえ、大腸ポリープ患者に対する「乳酸菌生成エキス」の経口摂取による治癒効果を無作為抽出二重盲験試験によりその摂取効果を検証。

その結果、「乳酸菌生成エキス」を摂取した人たちのうち、8症例中5症例でポリープの消失・縮小が確認された。〈日本食生活学会誌 Vol25 No1 (2014) 〉

【用語解説】

〈注1〉 プラセボ…偽薬のこと。本物と同じような性状・外見をしているが、調べたい成分(薬)が入っていない偽物のこと。

〈注2〉 無作為抽出二重盲験試験…医学における試験方法の一つで、薬や治療法などの性質や特徴を医師(観察者)および被験者(患者)どちらも不明にして行う方法であり、プラセボ効果や観察者バイアスの影響を防ぐ。試験の割り付けは、第三者が行い、区別がつかないようにするため、無作為割り付けを通常行う。

〈注3〉 先行研究/乳酸菌生成エキスの大腸ガン発生抑制効果データ
■九州大学名誉教授藤野武彦による研究
■論⽂はギリシャ医学誌オンコロジーレポートに掲載
Oncology Reports 8:1073-1078,2001
マウスの試験で、「乳酸菌生成エキス」を飲ませたものは、ガンの初期状態である腺種(細胞のかたまり)の発生が平均60%以上に抑えられました。(図A)

乳酸菌生成エキスの大腸ガン発生抑制効果データ

【さらに詳しく】

大腸ポリープの治療薬として知られるアスピリンやCOX-2阻害剤などの非ステロイド性抗炎症薬には大腸ポリープの縮小・消失効果があるといわれ、治療に使われている薬です。

ただこれらの薬には下記のような副作用があるともいわれています。

非ステロイド性抗炎症薬の副作用 非ステロイド性抗炎症薬の副作用

「乳酸菌生成エキス」は摂取しても副作用がなく、これらの副作用に悩まされずに大腸ポリープの縮小・消失効果があることを期待されています。

現場医師からの報告

「乳酸菌生成エキス」は、医学的メカニズムはまだまだ研究段階ではあるものの、大腸ポリープ・大腸がんの予防および補完治療の一環として、クリニック等で採用され、腸管免疫の向上、異常細胞を自然消滅に導くアポトーシス誘導、がん因子物質の吸着作用などによる抗腫瘍効果が認められています。医療現場でのお声をご紹介します。

医療法人太讃会つるみクリニック院長 
鶴身孝文先生

私は開業5年になる消化器内科クリニックで診察をしています。 私自身、10年前より開業2年目まで、大腸ポリープが発症し毎年切除していました。

最初のタイプは山田Ⅲ型〈注1〉でグループ3〈注2〉でしたが、あとは山田Ⅱ型の大腸腺腫〈注3〉が続いていました。

「乳酸菌生成エキス」(希釈タイプ)を1日1本飲み始めて1年で過形成性ポリープ 〈注4〉 となりました。 翌年からはポリープが認められなくなり、 検査も2年に1回となり、それ以来ずっとポリープを認めない状態が続いています。

自分に効果があり納得したので、 患者さんにも「乳酸菌生成エキス」をすすめるよう になりました。当院は外来で年間400の大腸カメラを施行していますが、 うちポリープが多発していた方、十数人に 「乳酸菌生成エキス」(希釈タイプ)を6ヵ月~1年、1日1本10ml(原液タイプだと2ml)内服していただきました。

12人は半年~1年後のCF(大腸カメラ検査)結果、ポリープは消失しました。2名だけポリープが認められました。ともに前回グループ3の方でした。

再度切除後1名には1日「乳酸菌生成エキス」(希釈タイプ)を1日2本に増量いただいたところ、半年後にポリープは消失しました。もう1名は、1日1本の「乳酸菌生成エキス」(希釈タイプ)の服用で、半年後に消失しました。

他にもポリープの数が再検時に激減した方も数多く診ています。1度消失した方も身体の調子が良いと継続されている方が多く、私自身も効果を体感しています。

当院ではまず食養での治療に力を入れつつ、患者さんには「乳酸菌生成エキス」の摂取も並行して行っています。

大腸ポリープの肉眼的分類(山田分類)

〈注2〉 グループ3…良性ポリープで、がんではありませんが、1cm以上のものは、ポリープの中にがんが潜んでいる可能性があったり、将来がん化する可能性があるので、切除が勧められています。

〈注3〉 大腸腺腫…大腸粘膜上皮を形成する腺の細胞が異常に増殖したもの。

〈注4〉 過形成性ポリープ…粘膜が盛り上がったもので、小さな良性のポリープです。 一種の老化現象と説明されたりします。一般に治療の必要はありません。

まとめ

「乳酸菌生成エキス」を摂取することで大腸ポリープの縮小・消失を裏付ける臨床試験結果がでています。

現状の治療薬には副作用がありますが、「乳酸菌生成エキス」には副作用に悩まされず大腸ポリープの縮小・消失が確認されており、治療や再発防止への期待が高まっています。

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